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相模原市出身・冨永愛さんインタビュー第5回(最終回) SDGs まず知ること

社会

公開:2021年2月4日

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 国際目標「SDGs」について、相模原市出身のトップモデルで、消費者庁エシカルライフスタイルSDGsアンバサダーの冨永愛さんのインタビューを第4回に続き紹介する。

3段階で変化

 ―そもそも興味がない人に対しては、どんなきっかけがあれば良いのでしょうか。

 「そうですね。興味がない人は必ずいるので、少しでも興味がある人の行動を深くしていくほうがより効果があるかなと思います。でも、例えば私の友人が目の前でペットボトルをポイ捨てしたとしたら注意しますよね。あとは、他愛のないお友達との会話の中で『これ知ってる?』と、話をするだけでも、そこからの広がりがあると思うので実践するといいと思います。相模川ってこんな生物がいるんだよとか。以前、相模川の生態系を調べる番組に出演させていただきましたが、捨てられた外来種が在来種の存在を脅かしていることを知りました。知ることっていうのはすごく大事なことなんですよね。まず知ること、その次に自分がどういうことができるのか、今の生活がどのような影響を及ぼしているのか考えること。そして、行動すること。この3段階が変化には必要だと思います」

 ―今年からすぐに始められる取り組みは。

 「今までやってなかったことを一つやるというのはいいかもしれないですね。皆さんが家庭でできること。生ゴミコンポストとか。今年はゴミ問題をなんとかしたいですね。なかなかプラが減らなくて。商店街での買い物は量り売りするのでプラは少ないけれど、時間が無いとなかなかできない。スーパーでも過剰包装が減ればいいですね。そこが難題かなと。私は、マイボトルを持つようになってからペットボトルのゴミはかなり減りましたね。マイボトルを持っていると買う行為がなくなるので、今ではほとんどペットボトルのゴミを出さなくなりました。まずはマイボトルを持つということから始めてもいいと思いますよ」

皆ですばらしいまちに

 ―市民に向けて、メッセージをお願いします。

 「私は相模原で育って、相模原の豊かな環境や人間関係が自分の根底にあるので、いつでも帰りたい場所でもあるし、ゆくゆくはまた住みたいと思っている場所なのですが、これから先の未来、相模原市がきっと注目される場所になると思うんです。なので今、相模原にいる方たち一人ひとりが、未来の相模原をつくっていくんだということを少しでも考えることができたら、きっと全国に無いすばらしいまちになると思っています。みんなですばらしいまちにしていきましょう」

 ―どうもありがとうございました。

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