戻る

さがみはら南区 スポーツ

公開日:2021.12.23

ノジマステラ
WEリーグ初年度は苦戦
シーズン半分を終え10位

  • 攻撃の要サンデイロペス

 2020年まで、なでしこリーグ1部に所属していたノジマは、今年秋から開始される日本女子サッカー初のプロリーグ「WEリーグ」への参入が決まった。同リーグは初年度11クラブが参入することになり各チーム、プロ契約や選手補強などを進めていった。



 WEリーグは「女子サッカーの発展に貢献する」「なでしこジャパン(日本代表)をふたたび世界一にする」「日本に女性スポーツを根付かせる」などの目的のもとに創設され、これまでの春秋制から秋春制へと変更された。



 ノジマは新リーグを迎えるにあたり、選手の入れ替わりを進め、3月に行われた新体制発表時には新たに9人の選手が加わった。北野誠監督が昨年に引き続き指揮を執り、新主将にはチームの要である松原有沙が指名された。松原主将は「プロになりサッカーに集中できる環境はありがたい。初年度優勝をめざす」と意欲を語った。



 しかし、4月から行われたプレシーズンマッチでは4試合戦い全敗した。プレシーズンとはいえ、13失点し得点数も1点と不安な要素が多いスタートとなった。



 いよいよリーグ開幕を迎えた9月、ノジマは開幕直前にサンデイロペスとケーニヒシンディの外国人FWを獲得し選手を補強。開幕戦はマイナビ仙台レディースと対戦し、0対0で引き分け、歴史的な勝ち点1を手にした。その後は、けがから復帰したDF大賀理紗子や松原、GK久野吹雪らが安定した守備で善戦を続ける。初勝利は4戦目のちふれASエルフェン埼玉戦。ルーキーのFW松本茉奈加がチーム初得点を決め、WEリーグ初勝利を飾った。



 リーグ途中で松原がけがをするなどけが人が続出すると失点が増え、第10節を終えた時点で10位に沈んでいる。



 12月4日にはリーグ前半の最終戦を控えていたが、新型コロナ新株の影響で海外遠征していた日本代表の出場ができなくなり延期となっている。延期された試合を含め、後半戦は年明けから始まる予定だ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら南区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS