（左から）新里さん、日原さん、岸さん、島田さん
相模女子大学中学部・高等部の吹奏楽部が６月に茨城県ひたちなか市で開かれた「第23回東関東選抜吹奏楽大会」で金賞とヤマハミュージックジャパン賞を受賞した。
大会は昨年度の東日本学校吹奏楽部大会出場校の中から推薦を受けた学校が出場できるもの。同校は昨年同大会に出場し、金賞を受賞したことなどから２０１５年度に続いて２回目の推薦を受けた。
普段の大会では中高が一緒に舞台に立つことはないが、選抜大会は一緒の参加が可能に。本番では中学部の生徒たちが楽器演奏のほか、ダンスを披露するなどのパフォーマンスを行なった。
高等部部長の岸さくらさん(３年)は「大会直前に定期演奏会があったため完璧な練習で本番を迎えられたわけではなかったが、自由なパフォーマンスが評価されたのかも｣と喜んだ。中学部部長の日原碧美(２年)さんは「中学部は７人と少人数だが、高校生と一緒で安心感があった」と振り返った。
高等部副部長の新里初夏さん（３年）は「多くの人に演奏を聞いてもらい大きな拍手をいただけ、久しぶりに聞いてくれる人がいる喜びを感じた」と笑顔を浮かべた。同じく副部長の島田愛佳さん（３年）は「定期演奏会からわずか１週間の練習期間に中学生たちがよくついてきてくれた」と感心していた。
同校は今年も東日本大会出場を目指し、７月28、29日に相模女子大学グリーンホールで開催される第23回相模原吹奏楽コンクールに出場。優勝を目指す。岸さんは「昨年、先輩たちに経験させて貰った景色を後輩たちにも見せてあげたい」と意気込む。中学から同校に通う島田さんは「集大成の大会。楽しんで演奏する自分たちを見て、感動してもらえたら」と思いを語った。
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