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鉾丸蒼太選手(横浜高校) 甲子園行きに貢献 俊足、巧打持ち味活かす

スポーツ

公開:2022年8月11日

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県大会決勝戦でも先発出場した
県大会決勝戦でも先発出場した

 阪神甲子園球場を舞台に8月6日に開幕した「第104回全国高校野球選手権大会」。神奈川県代表の横浜高校で、大野南中学校出身の鉾丸蒼太内野手(3年)が出場している。県大会では準々決勝から先発メンバーに名を連ね、甲子園出場に大きく貢献した。=8月4日起稿

 鉾丸選手は谷口台小、大野南中出身。小学3年生から地元の「鶴の原ヤングノーブルズ」で野球を始め、2016年には相模原市内の少年野球チームによる「J:COM旗争奪第35回相模原市少年野球秋季大会」で優勝している。

 鉾丸選手は、甲子園常連の横浜高校野球部に一般入試を経て、入部した異色の選手。身長168cmと小柄ながら俊足や選球眼の良さ等の特長を生かし、予選で背番号14ながら7試合中5試合に出場。準々決勝から決勝までは2塁手として3試合連続でスターティングメンバーに名を連ね、10打数3安打4四球と高い出塁率で、チームの甲子園出場に貢献。甲子園では背番号4を獲得した。

 鉾丸選手の活躍に鶴の原ヤングノーブルズの大塚文雄監督は「当時から足が速く、小さい身体をフルに使って一生懸命野球をしていました。横浜高校で背番号を得るだけでもスゴイことなのに、決勝戦で野球をしている姿をテレビで見てこみあげてくるものがありました。甲子園でも持ち前のガッツを前面に出しグラウンドを駆け回ってもらいたい」とエールを送った。また鉾丸君の両親は本紙の取材に対し「これまでの多くの方の支援に感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 なお甲子園大会には、中央中出身の佐藤起也選手と鵜野森中出身の大賀一徹選手が西東京代表の日大三高のメンバーとして出場している。

市大会優勝を伝えた本紙2016年11月10日号の写真。前列右端の一番小柄な子が鉾丸選手
市大会優勝を伝えた本紙2016年11月10日号の写真。前列右端の一番小柄な子が鉾丸選手

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