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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2023.11.30

光明相模原出身
金子選手 西武から育成指名
中心選手に 活躍誓う

  • 豪快なスイングを見せる金子選手=埼玉武蔵ヒートベアーズ提供

  • 金子功児選手=同提供

 プロ野球のドラフト会議が10月26日に都内で開かれ、光明学園相模原高校出身、独立リーグ埼玉武蔵ヒートベアーズの金子功児選手(20)が、埼玉西武ライオンズから育成4位指名を受けた。金子選手は、「なるべく早く支配下登録になり、何年後かにはライオンズの顔になれるよう、頑張りたい」と抱負を語った。

 金子選手は茅ヶ崎市出身。野球をしていた父の影響で小学1年生のとき、地元少年少女野球チームに入団し、野球に親しんできた。

 光明学園相模原高校へ進学。野球部に入部した。当時の様子を知る芝崎広之監督は「入学時より野球センスに長けており楽しみな選手だった」と振り返る。

「コップ上向きに」

 金子選手は1年秋季大会からレギュラー選手に、2年生から主将を務めた。練習に身が入らない時期もあったが、そのときに芝崎監督と松崎元部長から聞いた「心のコップ」の話が忘れられない、という。

 コップが下向きだと水が注げず(人の話を受け入れることができず)、上向きだと水を注げる(人の話しを素直に聴ける)という例え話で、「もっとたくさんの知識を詰め込みたいと思い、生活態度も含め変わった」と金子選手は当時を振り返る。

 第3シードで挑んだ3年夏の神奈川大会では大会直前に金子選手は右足人差し指を骨折。ケガを押して出場した初戦(2回戦)、慶応に敗れたものの3安打を放つ活躍を見せた。芝崎監督は「これからはさまざまな一流の方たちと接することが多くなると思うが、心のコップの向きと深さを大切に頑張って欲しい」とエールを贈った。

 高校卒業後は埼玉武蔵ヒートベアーズに入団。内野手として活躍する。遠投110mの強肩と豪快なバッティングが持ち味で、今季は7本の本塁打を放った。来年1月には西武の選手寮に入寮する。

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