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オーラルフレイルの専門外来を開始 東京医科歯科大・水口俊介名誉教授を招聘
滑舌の低下や食べこぼしなど、口腔機能が衰えるオーラルフレイル。口腔機能の低下が全身の健康に影響を及ぼすとされ、近年オーラルフレイルの早期発見、改善が注目されている。
口腔機能を数値化
新磯野の「グリーンパーク歯科」は、オーラルフレイルの専門外来を今夏から開始した。松井克之院長の母校・東京医科歯科大学名誉教授で老年歯科医学会元理事長の水口俊介医師を招聘し、オーラルフレイルの予防と改善に注力する。
水口医師は「お口の健康は生活寿命の延伸に寄与する」と強調し、大学病院と同等の高度な診療を提供する。
同院ではオーラルフレイル検査機器を導入し舌圧や口の中の水分量、咬合圧、咀嚼機能を数値化。より精密な診断と治療ができるという。また咀嚼機能が低下しているときは歯が欠けている、義歯が合っていない、歯周病など、根本原因に対して治療を開始できる。
水口医師は「食べこぼしや滑舌の悪化など、口腔機能の低下を早期に発見し、適切な対策を講じることで全身の健康維持を目指します。安心して受診いただける環境を整え、健康長寿をサポートします」と語る。
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