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さがみはら南区 文化

公開日:2025.06.12

11月に向け、ざる菊準備
同好会10人が作業

  • 暑い中でも熱心に作業

 毎年11月に開催される「新磯ざる菊花見会」に向け、5月23日に本植えが行われた。1300株の色とりどりの菊が一面に広がり、花文字が浮かぶ様子は秋の風物詩となっている。

 この日は新磯ざる菊愛好会の会長である藤曲和美さんをはじめ、同会の10人のメンバーが作業。4月に予備の畑に植えた苗を本番の畑に植え替えた。

 水やりは毎日手作業。「だから雨だと助かる」と会員の一人は笑う。会員の高齢化もあり、腰痛や暑さなど、きれいに咲かせるために苦労は尽きない。

 藤曲さんは「『今年はダメだった』と後悔したくない。多くの人にきれいな花を見てほしい。会員も暑さに負けず、健康に頑張っていきたい」と話した。

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