相模原市は、市内事業所の女性活躍の推進の機運をより高めるため「女性活躍推進さがみはらAction2025宣言」を行う。7月8日(火)の記念シンポジウムで表明する予定で、現在、宣言に賛同する事業者を募集している。
今年は男女雇用機会均等法の制定から40年、女性活躍推進法の制定から10年の節目であることから、市では7月8日に市立男女共同参画推進センター(ソレイユさがみ)で記念シンポジウムを開催する。そのイベントの中で、市が女性の活躍を推進する姿勢を改めて示し、事業者と共に誰もが自分らしく活躍できる機運を醸成していくために宣言を表明する。
宣言の全文は「2025年。相模原市は、性別にかかわらず、誰もが個性と能力を発揮し、自分らしく活躍することができる『さがみはら』を見据え、様々な分野において女性の活躍を推進していくことを宣言します。」というもの。女性活躍推進に関する宣言は2016年に相模原市、横浜市、川崎市、神奈川県の4首長の「行動宣言」として表明しているが、市独自としては初となる。
宣言に合わせて、市では理念に賛同する市内の事業者を募集している。市人権・男女共同参画課の担当者は「なるべく多くの事業者に賛同いただき、市全体で機運を高めていけたら」と話す。
今回の宣言について、男女が共に輝き自分らしく生きることのできる社会づくりを目指す特定非営利活動法人男女共同参画さがみはら(NPO法人サーラ)の福原信広代表理事は「宣言や事業者が理念に賛同することをきっかけに、女性が活躍しやすい環境になっていくと思う。相模原市が性別に関係なく、住みやすく活躍しやすいまちになることにつながっていけば」と期待を寄せる。
事業者の賛同登録は6月20日(金)まで、市HPの登録専用フォームから可能。また、7月8日のイベントの詳細も市HPの「女性活躍推進」ページから確認できる。問い合わせは同課【電話】042・769・8205。
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