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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2013.02.14

フロアボール最年少日本代表としてアジア選手権に出場する
本田 美由さん
三ヶ木在住 16歳

「大会で1点取りたいですね」



 ○…スティックを使い、プラスチックのボールを相手ゴールに入れて得点を競う、室内版ホッケー『フロアボール』。2月19日から25日まで、韓国で開催される「2013年アジア選手権」に女子日本代表として出場する。数々の日本代表選手を輩出する日本屈指の強豪チーム「八王子エレメンツ」の代表として選考会に臨んだ。その結果、高い身体能力と将来性が評価され、16歳の最年少で代表に選出された。「世界選手権の予選も兼ねた大会なので、チームとしては優勝が第一目標ですが、個人的には超一流の選手とプレーできる貴重な経験なので、少しでも多くの技術を吸収したいと思っています。また、ポジションがトップなので、大会の中で、1点でも取れれば最高ですね」



 ○…父親の影響で、小学校2年生から始めたフロアボール。なじみの薄いスポーツだが、近くに良き指導者がいた幸運も重なり、津久井地域の同世代十数人でチームを結成。その楽しさを幼い頃から友人と分かち合ってきた。高校からは、競技が盛んな八王子に活動の場を移し、現在は週一回練習に通っている。「粘り強くボールにくらいついて行くのが自分のスタイル。もっともっとうまくなりたい」と力強い。



 ○…4人兄弟の末っ子。2人の兄と姉は少し年齢が離れおり、「わがままを言わせてもらっている」と恥ずかしそうに話す。兄の影響でサッカーも大好きで、相模原総合高校でも女子サッカー部に所属。「じっとしているより、体を動かしているほうが性に合っています。運動神経は良いほうだと思いますよ」と話す。



 ○…将来の夢は看護師になること。小学生の時、重い病に苦しむ子どもを救うため、学校で行った募金活動がきっかけで「人の役に経つ仕事がしたい」と強い思いを持つようになった。「小児科で働き、少しでも苦しむ子どもたちの手助けをしたいです」と力強く話してくれた。

 

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