多摩 社会
公開日:2018.03.22
BBQ(バーベキュー)で防災学ぶ
大妻女子大で地域交流
唐木田にある大妻女子大学多摩キャンパスで3月11日、防災講座「大妻防災BBQ」が行われた。
今年、創立110周年、多摩キャンパス創設30周年を迎える同大学。今回の講座は、災害で起こりうる多様な状況に対応できるような自助・共助の取り組みや、災害時だけでなく日々の生活にも役立つ実践的な体験学習をと企画された。
当日は、学生や市内のボーイスカウト、地域住民ら50人が参加。ボーイスカウトの指導を行っている同大学人間学部の田中優教授による火おこしの説明の後、西岡式着火法やファイヤースターターなどを使って火付けを体験した。その後、持ち寄った食材を焼き、食事をしながら交流を深めた。
参加した学生は「今日のやり方だと初心者でも簡単に火を起こせるので、防災だけでなく、日常でも役に立ちそう」「初めて会った時に声を掛けあうことが災害を生き抜くコツだときづいた」と感想を話していた。
同大学人間関係学部の堀洋元准教授は「今回の交流を通して学生たちも刺激を受け、良い実践の機会になった。今後も講演会や公開講座、防災イベントなどで交流する取り組みを継続していきたい」と話している。
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