多摩版 掲載号:2018年8月23日号
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剣道「大学日本一」に輝く 多摩市出身の矢野貴之さん(国士舘大4年)

スポーツ

「嬉しいというよりほっとした」と話す矢野さん
「嬉しいというよりほっとした」と話す矢野さん

 多摩市出身で国士舘大学体育学部武道学科4年生の矢野貴之さんが7月8日、日本武道館で行われた「全日本学生選手権」で優勝し、大学生日本一に輝いた。「嬉しいというよりほっとした」と矢野さん。10月に行われる全日本学生剣道優勝大会で団体優勝を目指して早くも活動を再開した。

 大学生日本一を決める同大会に3回目の出場となった矢野さん。2年生の時はベスト16、3年生の時は4回戦まで進んだ。最終学年となった今年、主将として大会に臨んだ。

 優勝を目指し、充実した稽古ができていたが、大会前の練習試合では調子が悪かったという。1回戦から勝ち上がっていく中で徐々に調子を上げていき、臨んだ準決勝。相手は、大学生で唯一、世界選手権の日本代表に選ばれている星子啓太選手(筑波大2年)。「全日本候補の合宿でも一緒だったので強いのはわかっていた。でも自分の力を出し切れば勝てると思っていた」と、相手に臆することなく試合に挑み、勝利を収めた。

「試合は楽しかった」

 決勝では、同じ国士舘大学の3年生・福居義久選手と対戦。毎日一緒に稽古をし、手の内が分かっていた中で「彼と決勝の舞台で試合ができることが嬉しかった。国士舘らしい試合ができたらと思っていました」。試合中、足に痙攣を起こし、治療を受けるアクシデントがありながら「気合とアドレナリンで乗り切った」と最後にコテを奪い、念願の初優勝を飾った。「彼は3年生ですし、ここで勝てば日本一だったので負けられない試合だった。試合自体は楽しかった。優勝が決まって嬉しいというより、優勝を目標にしていたのでほっとした」と笑顔をみせた。

剣道一家に育つ

 祖父は国士舘大学剣道部の元監督。父も同剣道部出身で同じ大会で準優勝し、現在は全日本剣道連盟に勤めている剣道一家に育った。3歳の時から祖父や父の稽古を見ていた影響で自然と剣道を始めた。地元の道場「永山剣友会」に通い、瓜生小学校卒業後、国士舘中学校へ進学。3年生の時に「日本一を目指したい」とその年にインターハイで優勝した福岡大大濠高校へ越境入学。インターハイ優勝など数々のタイトルを獲得し、今回大学でも日本一に輝いた。

 次なる目標は、11月に行われる全日本学生剣道優勝大会での団体優勝。早くも目標に向かって稽古に励む日々が始まっている。「入学する時に勝ちたい一心で入ってきた。それに向かってやっていくだけです」と今後に向けて抱負を語った。

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