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鎌倉 文化

公開日:2026.02.06

ぶらり ご近所商店街 Vol.6
「西口」の玄関口に、憩いと活気
鎌倉西口商店会 奴田(ぬだ)不二夫さん

  • 平日昼すぎの西口通りと、取材に応じる奴田会長

    平日昼すぎの西口通りと、取材に応じる奴田会長

 鎌倉駅と市役所を結ぶ通りにある鎌倉西口商店会。老舗の洋食店や海鮮料理、寿司屋などの飲食店、鎌倉彫、紀ノ国屋、金融機関、不動産業などが軒を連ねる。約30店舗のテナントが入りシンボル的存在だった「ノアビル」は5年前に解体され、跡地にはホテルの建設が予定されている。

 現在は21店舗が加盟する同商店会だが、地元在住のオーナーは3分の1にも満たない。「その分、連携を密に取れるのが強みだね」とは奴田不二夫会長(85)。重要な役割の一つが、地域の安全安心の源となる防犯灯の管理だ。市民や観光客が行き交う通りだからこそ、街路灯とは別に、夜間でも通行人の足元を照らし続けるよう維持管理には細心の注意を払う。冬にひときわ注目を集めるのが、恒例のイルミネーション。通り一面を華やかな光で彩り、鎌倉の駅前を引き立てている。太平洋戦争時に日本の文化財を空襲から守ったとされる美術史家・ウォーナー博士の石碑が建つ駅前の時計台広場は、一息できるベンチを備え「待ち合わせ場所」としても定着。観光客をはじめ修学旅行で訪れる学生の姿も数多い、憩いのスポットになっている。

 かつて、このエリアが「裏駅」と呼ばれていたことに違和感を覚え、「西口」という呼び方に改めるよう行政などに働きかけた奴田会長。舵を取り30年以上、市商連会長を務めた経験も持つ。「昔はテニスコートがあって、上皇后美智子さまを当時拝見したのが思い出深い。今は訪日外国人を含め多くの人が訪れ、商店会も空きテナントが出ないほどの活気がある。これからもお楽しみに」と笑顔をみせた。

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