多摩市内の病院や介護事業所などが集まり、日頃の取り組みを発表する「2018多摩市事例発表会」が12月11日、パルテノン多摩で盛大に開催された。
社会医療法人河北医療財団多摩事業部、医療法人社団めぐみ会田村クリニック、社会福祉法人大和会愛生苑、(株)ツクイの共同開催で初めて行われた同発表会。当日は、住み慣れた多摩市での暮らしを支える「地域包括ケア」について、各事業所が「連携・インフォーマル」をテーマに7事例を紹介。その中から来場者が共感した事例に贈られる「会場賞」には大妻女子大学、社会福祉法人楽友会、あい介護老人保健施設が発表した「多職種・多世代でのコミュニティカフェ運営とその効果」が選ばれた。
第2部では、(株)あおいけあ代表取締役の加藤忠相氏が講演を行い、自身の運営する施設での事例を紹介しながら、地域包括ケアを現実に実現するために取り組むべきことについて言及した。
今回、座長を務めた多摩市介護保険事業者連絡協議会の小形孝文会長は「どの事例もこれをきっかけにパワーアップしてほしい。医療介護の質を高め、安心して暮らせるよう勇気と元気を持ってもらえる街にしていきましょう」と総括し、会場へ呼び掛けた。
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