公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と多摩市は4月5日・6日、関戸公民館ヴィータホールと永山公民館ベルブホールで、今年7月21日(日)に開催される東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのテストイベントについての地域説明会を開催し、地域住民や近隣の事業者ら延べ41人が参加した。
ロードレースは、来年7月25日(土)に男子、26日(日)に女子の競技が行われる。男子のコース全長は約244Km、女子は全長147Kmで、多摩市は都内最長の約11・8Kmのコースが設定されている。
今回、開催されたのは、本番1年前となる今年7月21日に開催されるテストイベント「READY STEADY TOKYO」の地域説明会。当日は、競技の魅力などをビデオ等で紹介した後、現在、関係機関と調整中というテストイベント当日の交通規制案や影響、観戦禁止エリア、観戦時の注意点などが紹介された。
6日にベルブホールで行われた説明会では、参加者から「地域で競技を盛り上げるための旗などを掲出していいか」「聖ヶ丘で観戦できるポイントは」「パラリンピックのコースは」などのほか、地域の介護事業者からは「交通規制中の時間が送迎の時間と重なっていて、迂回できる場所にはない。どうにかならないか」などの質問が挙がった。
大会組織委員会では「現在、関係機関と詳細を調整中で、今回の説明会でいただいた質問や意見は、自治体や各機関と相談していきたい。交通規制については、4月下旬以降にチラシやポスター、各種媒体等を活用した事前広報・周知を図っていく予定。各路線バス運行についても交通事業者と調整・協議し、5月中旬以降に周知していきたい」と話している。
市内各所でイベント
多摩市ではテストイベントの前に、ロードレース競技を身近に感じてもらおうと市内各所でイベントを開催。6月22日(土)午前は大栗川・かるがも館、午後は、からきだ菖蒲館、23日(日)午前はひじり館、午後は貝取こぶし館、7月13日(土)はパルテノン多摩市民ギャラリー。詳細は市秘書広報課【電話】042・338・6812へ。
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