1914年(大正3年)創業。100年以上もの間、地域で親しまれてきた「小山商店」。昨年から「KAOFES」に参加し、ブースを出店した。「多摩市のことを知ってもらう。子どもたちが多摩市のことを好きになってもらえるイベントだと思う。声を掛けていただき、そのためにぜひ協力していきたいなと思って」と代表取締役の小山喜明さんは話す。
地域の万屋として地域に親しまれてきた同店。野菜から雑貨など昔から様々な商品を扱う中で、現在はお酒をメインに取り扱う。日本各地の地酒を豊富に取り揃え、遠方から顧客が来るほどの人気店だ。昨年出店したブースでは、普段あまり飲むことができない各地の地酒を特別価格で販売した。「いろいろなお客様に来ていただいて話をすることができた。普段以上に密になることができた」と顔を綻ばせる。
「子どもが喜んでくれないと大人も喜んでくれない」。会長のその言葉を受けて、店内には駄菓子コーナーも設けている。「子どもは地域の財産。子どもが喜べば親も喜んでくれる。このイベントも今以上に喜ばれるようになってほしいですね」と期待を寄せる。
地元で生まれ育ってきた多摩っ子で、地域への思いもひとしおだ。「花火大会がなくなって、多摩市がひとつになるお祭りがなくなった。このイベントがそれになってほしい」。地域で一番にならないと日本で一番になれない。店と共に「KAOFES」もそうなってほしいと願い、これからも協力を続けていく。
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