多摩市議会は2月27日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、「令和2年市議会第1回定例会」を3月3日(火)から15日(日)まで休会日とすることを発表した。併せて、開会日数を当初の19日間から13日間に短縮し、日程を変更することを決めた。
2月28日から始まった市議会定例会。当初は、3月30日までの会期で19日間の開会を予定していた。27日に緊急の議会運営委員会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の防止を図る観点から、初日の行政報告、市長の市政方針、代表質問、2日目となる3月2日の代表質問、補正・条例等の審議を終えた段階で一時休会することを決定。16日(月)から再開し、開会日数を短縮して31日までの予定で進めることとなった。それに伴い、各常任委員会等は6日間の予定を2日間で集中して行われる。
藤原正範議長は「市民の皆さんにとっても感染拡大の防止に重要な時期ということを考慮し、市議会として大幅な日程変更を決定した。新年度予算案などの審議を行う重要な定例会となるが、限られた日数の中でも、市民の代表である議決機関として、その責務をしっかり果たしていきたい」と話している。
阿部裕行市長は「新型コロナウイルス感染症拡大の防止に重要なこの時期に、議長をはじめとする市議会の皆さんが大きな決断をされたことに感謝したい。コロナウイルス対策に執行機関としてしっかり取り組めというメッセージとして受け止め、市民の安全・安心のため全力を尽くしたい」とコメントを発表した。
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