「よみがえれ 大栗川を楽しむ会」(相田幸一代表)は7月5日、大栗川の中和田橋から並木橋、並木橋下流付近で恒例の清掃活動を実施した。
同会は、市内を流れる大栗川で「川を楽しむ」をテーマに、誰もが川は「楽しい」「大切なもの」だと思えるようにと2002年に発足。これまでに「一ノ宮用水に生息する生き物調査」「大栗川水辺まつり」など、さまざまな活動を行っている。
今回、行われた清掃活動も活動の柱のひとつ。毎月実施しており、今回は20人ほどが参加して川岸や水辺を中心に清掃を行った。阿部裕行多摩市長も駆け付け、可燃ごみ4袋、不燃ごみ1袋を回収し、その分類調査も実施した。その結果、プラ容器、ペットボトル、レジ袋などの使い捨てプラスチックが多かったという。
6月に多摩市と多摩市議会の共同で「多摩市気候非常事態宣言」を表明したばかりということもあり、阿部市長も宣言のパネルを持参し「皆さんの活動が海へと流れていくプラスチックごみの抑制につながる。市も応援するし、市民の皆さんにも参加してほしい」と呼びかけた。同会では「深刻化する海洋プラ汚染は、こうした街ごみが川を下って海に流れ着くことで起きている。7月からレジ袋の有料化がようやく日本でも始まったが、レジ袋に限らず使い捨てプラスチックは使わないリデュースの生活スタイルの変革が必要」と話している。
なお次回は、8月2日(日)和田公園あたりで清掃活動を実施。問い合わせは相田代表【携帯電話】090・4672・9038へ。
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