多摩版 掲載号:2021年3月18日号 エリアトップへ

トップ関連記事 高齢化に直面し「変化」も 多摩NT 建て替えや移動販売車

社会

掲載号:2021年3月18日号

  • LINE
  • hatena
現在、グリナード永山で開催中のパネル展
現在、グリナード永山で開催中のパネル展

 現在も開発が進み、多摩市のほか、稲城や八王子にまで広がる多摩ニュータウンも初期入居から半世紀を超え、入居者の高齢化問題が取りざたされるようになっている。

 なかでも、入居1期目となった諏訪・永山地区はその問題が顕著と言われるが、長く諏訪地区のニュータウン内で住民らの拠り所となってきた「諏訪名店街」の永井照章会長は「高齢化は仕方がないこと。活気は昔と比べなくなっているが、みんな顔なじみに囲まれて暮らすのも悪くないよ」と微笑む。

 一方で、ニュータウン内ではこの近年、高齢化に対応すべく「変化」が生まれている。

 住民同意の上、一部団地の建て替えが行われ、ニューファミリー層の入居がみられるようになったほか、関戸に本社をもつ京王電鉄が、高齢者の買物難民救済などを目的とする移動販売車をニュータウン内に走らせるように。一時期、シャッター通りとなっていたニュータウン内の商店街には、子育て世代などが集まれるスポットがオープンする事例が増えている。

 都市や建築計画を専門とする明星大学の西浦さんは「諏訪永山地区は、新たなまちづくり計画を策定済みで、それに従って再生が進んでいくと思われるが、新型コロナの影響もあり、自治体の財政も厳しいので少し時間がかかる可能性がある。アフターコロナでの郊外部のあり方などを考慮しながら再生を考える必要があると思う」と分析する。

記念イベント開催

 そんな多摩ニュータウンの初期入居50周年を記念する催しを 市文化振興財団が開く。

 永山駅近くの「グリナード永山」では現在、ニュータウン内諏訪・永山地区のこれまでの歩みを昔と現在の写真を見比べることで知ることができる展示会を開催中で、29日まで午前10時から午後8時まで観覧することが可能。同様の展示会は今後、永山公民館ギャラリー(永山・ベルブ永山3F)や、諏訪商店街・永山商店街でも開催予定という。

 「27・28日には、永山駅と諏訪商店街などを移動しながら、当時の様子を感じることができる移動型の演劇も開催予定。お申込み下さい」と担当者は話している。詳細は同財団【電話】042・375・1414へ。

諏訪名店街の永井会長夫婦
諏訪名店街の永井会長夫婦

多摩版のローカルニュース最新6

市内児童に感謝状

市内児童に感謝状 社会

高齢者を助ける

9月9日号

たましん美術館招待券プレゼント

児童虐待防止に「提言」書籍

超党派の若手議員

児童虐待防止に「提言」書籍 社会

9月9日号

「あの大きな施設は何――?」

「あの大きな施設は何――?」 社会

多摩NT通りから 「薬草」で話題

9月9日号

がんばる女性を応援

がんばる女性を応援 社会

大久保 聡子さん

9月9日号

「補助犬」育成資金 募る

「補助犬」育成資金 募る 社会

クラファン 9月29日まで

9月9日号

あっとほーむデスク

  • 7月22日0:00更新

  • 5月13日0:00更新

  • 3月18日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月9日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook