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多摩版 公開:2022年2月3日 エリアトップへ

市内NPO 農福連携に力 障害者の可能性広げる

社会

公開:2022年2月3日

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商業施設内の店舗前に立つ風間代表理事(中央)とスタッフ
商業施設内の店舗前に立つ風間代表理事(中央)とスタッフ

 障害者の就労支援にあたる認定NPO法人多摩草むらの会(鶴牧/風間美代子・代表理事)が福祉と農業を結ぶ取り組みを進めている。担い手不足に悩む農家から畑を借り、働く場を求める障害者にその畑での農業の仕事を提供することで、農家と障害者、双方の課題解決につなげている。一方で、育てた野菜を同会が運営する、障害者が働く飲食店で使用する仕組みを構築するなど、農福連携の可能性を広げることにも着手している。

飲食店も

 その取り組みの結果生まれた「味」を楽しめるのが、多摩センター駅に近い商業施設「ココリア」内にある野菜創作料理店「畑deきっちん」。同会が2013年に開いた家庭的な味が人気の店で、来店者からの「障害者の就労支援場とは思えない」は常になっている。「働く当会の利用者さんたちがそれぞれ目的をもてるようにしてきました」と風間代表理事。「障害者のお店」を売りにすることなく、利用者がプライドをもって働ける環境づくりを心がけてきたという。

 「瑞穂町の農業高校とも農福連携の取り組みを行ってきました。福祉と農業が連携することでより多くの課題が解決することを皆さんに知ってもらいたい。障害のある人たちの可能性を伸ばすことにつながるんです」と話している。

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