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多摩 文化

公開日:2025.11.20

東京文化財ウィーク
戦前の多摩村と皇室
2会場で開催中

  • 皇室などの貴重な資料が展示されている

 東京文化財ウィーク2025企画事業「戦前の多摩村と皇室」が現在、第一会場(旧多摩聖蹟記念館)と第二会場(多摩ふるさと資料館)で開催されている。主催は多摩市教育委員会。

 戦前、多摩市には皇室関係者が兎狩りや散策を楽しんだ狩猟場があり、1930年には、明治天皇の事績を顕彰する多摩聖蹟記念館が建てられ、多くの人でにぎわったという。

旧多摩聖蹟記念館

 この第一会場の旧多摩聖蹟記念館(連光寺5の1の1の/都立桜ヶ丘公園内)では「旧多摩聖蹟記念館に残る皇室の肖像とゆかりの品」と題し、「明治天皇の事績の顕彰」「明治天皇の肖像」「皇族の肖像」「多摩聖蹟記念館の宝物」などのコーナーに分かれ、天皇や皇室関係者の肖像や御使用品を展示している。

 会期は12月14日(日)まで。休館日は月・水曜日(祝日除く)、11月25日(火)、12月9日(火)。開館時間は午前10時から午後4時まで。

ふるさと資料館

 第二会場の多摩ふるさと資料館(貝取1の26の1/KITAKAIさんぽ館2階多目的室)では「天皇を迎えた多摩の人々」を開催している。地元の人が皇族関係者、宮内庁職員を迎えるにあたって準備した品々を展示する。戦前の多摩地域における皇室と地元住民の関係を振り返る展覧会となっている。

 期間は12月7日(日)まで。開館時間は午前9時から午後4時30分まで。

 入場無料。問合せは多摩市教育振興課文化財係【電話】042・338・6883。

学芸員の解説も

 関連イベントとして学芸員によるギャラリートークが行われる。両会場とも11月29日(土)と12月6日(土)の午前10時、11時、午後2時、3時から実施する。

 企画担当の学芸員が展示の見どころを解説する。事前申込み不要、当日直接会場へ。

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