ゴミの減量化を目指し海老名・綾瀬両市が「生ごみ処理機」の補助額を引き上げた。
海老名市ではこれまで電動式の場合、4万円を上限に購入価格の2分の1を補助していたが、上限を5万円に引き上げ、補助率を4分の3とした。またコンポストやEM容器など、非電動式は3千円を上限に3分の2を補助していたが、上限を5千円に引き上げ10分の9を補助する。
一方、綾瀬市では電動式、非電動式に関わらず、4万円を上限に購入価格の3分の2を補助していたが、今年度は5万円を上限に購入価格の10分の9に補助する。
補助額が引き上げられることにより、家庭での平均購入価格帯とされる、6万円の電動式処理機を購入した場合、5万円の補助を受け、実質負担は1万円で済むことになる。
可燃の50%は生ごみ
海老名、綾瀬、座間の3市と高座清掃施設組合は33年度までに12年度比でごみ焼却処理量を30%削減させることを目標とする基本計画を策定し、減量化に取り組んでいる。
今回の補助の増額は可燃ごみの約50%を占めるとされる「生ごみ」に対策を講じることで、焼却処理量を削減させることが狙い。
処理機の導入効果について海老名市では昨年、独自に調査を実施。1世帯当たり電動式では27%、非電動式では35%の削減効果があるとしている。
昨年度は両市ともに市内各地での展示、チラシの配布などでPRを行ったが、補助申請件数は予定を下回った。今年度は補助率を引き上げ、生ごみ処理機に関する説明会やイベントなどを通じ、普及を促進していく計画だという。問合せは海老名市資源対策課【電話】046(235)4923綾瀬市リサイクルプラザ【電話】0467(70)5665まで。
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