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取材協力 海老名総合病院 医療レポート 口腔がん検診の受診を 石井良昌 歯科口腔外科部長
全国で毎年およそ7、8千人が罹り、6千人が亡くなっている「口腔がん」。今回は検診により口腔がんの「早期発見」を訴える海老名総合病院の石井口腔外科部長に話を聞いた。
――口腔がんとは
口腔がんは、口の中にできるがんの総称した呼び名で、最も多いのが舌がんで、ほかにも歯肉がん、口底がんなどがあります。いずれも初期症状はさまざまで分かりにくいのですが、「口内炎が治らない」「口の中が紅くなったり白くなったりしている」「腫れがひどくなってきている」などの症状があるときには速やかにかかりつけ歯科医院を受診してみてください。症状が進行すると全身に転移し、命に関わる怖い病気ですので早期発見、早期治療することが何よりも大切です。原因は分かっていませんが、高齢者だけでなく若年層でも罹患しますので年に1度は検診を受診するのがよいでしょう。
――市の口腔がん検診があると聞きました
海老名市歯科医師会では市の委託を受け2008年から始めています。これまでに年4回、12回開催し554名の方が受診。その中で95名の方が精密検査の必要性やがんの前触れとなりうる症状を含め、何らかの診断が下されています。市の検診は定員制ですが、たとえ抽選にもれても、後回しにせず、かかりつけ医に相談してください。口腔がんは食べる、飲む、話すなど口の機能が大きく損なわれ生活の質が著しく低下してしまいます。口内を清潔にするなど、是非日ごろから自分の口の健康に関心を持ってください。
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