海老名・座間・綾瀬版
公開:2013年10月18日
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中野地区の畑で先月末、大量に死んだスズメが見つかった問題に関し、市は10月8日に「スズメの胃の内容物から農薬『メソミル』が検出された」と発表した。
市農政課によると9月30日に市内農家から「畑でスズメがたくさん死んでいる」という通報が寄せられた。職員らが現地で確認したところ、スズメ約110羽の死骸を確認。鳥インフルエンザの検査のため、全ての死骸を回収した。
同日中に実施した簡易検査の結果は「陰性」ではあったものの、さらなる死因調査のため、一部が県衛生研究所に検体として引き渡された。
研究所の検査では米粒など、胃の内容物から白菜などの葉物野菜の害虫駆除に用いられる農薬「メソミル」を検出。これが死因となった可能性が高いと考えられる。
薬品メーカによるとメソミルは毒性が強く、7〜10日で毒性は消えるという。その後、付近状況に異常もないことから、市では現在、経過を観察している。
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