横浜銀行海老名支店(小野寺隆支店長)と三上崇宏副支店長、スルガ銀行海老名支店(嶋田正一支店長)と窓口担当の伊従小百合さんが1月22日、振り込め詐欺を未然に防いだとして、海老名警察署から感謝状が贈られた。
三上副支店長は8日、150万円の振込みを行おうとする80歳の女性に事情を尋ねたが話のつじつまが合わず、振り込め詐欺の可能性を感じ、連絡先に確認をして未然に詐欺を防いだ。
一方、伊従さんは10日午前11時頃、窓口で「息子に200万円を渡す」と預金を引き出しにきた夫婦に事情を聞いたところ、理由が詐欺の手口と同じことだったことから、息子に確認をしたところ、そのような事実はないと納得し、詐欺を防ぐことができた。
同署によると、今年もすでに29日までに柏ケ谷で350万円の被害が1件発生している。昨年は15件の振り込め詐欺が発生しており、被害総額は約3500万円。被害者の年齢は60代3人、70代9人、80代3人で、上今泉が4件、国分寺台が3件、上郷・河原口が2件、国分南・大谷北・柏ケ谷が1件だった。
詐欺の多くは「劇場型」と呼ばれる、息子がかばんを失くしたという話から、駅員や警察、会社同僚など、複数の役から電話が掛かってきて、話を信じ込んでしまい、振り込んでしまうケースが多いという。
同署では「家族間で合言葉を作るなどして対処してほしい」と呼びかけている。
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