海老名・座間・綾瀬版
公開:2015年1月23日
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国土交通相の諮問機関、社会資本整備審議会部会は1月15日、今後の高速道路政策に関わる基本方針案をまとめ、首都圏の料金体系を圏央道が全線開通する2016年度から、発着地が同じなら、どのルートを通っても同額とするよう提言した。国交省は今夏までに最終的な方針をまとめる。実現すれば圏央道の通行料金は値下げとなる見込みだ。
現在、首都圏の高速道路利用料金は道路により、1Kmあたりの料金に差が存在している。個別に整備が進められてきたことによるもので、圏央道は割高に設定されているため、渋滞していても料金の安い首都高速道路を選ぶ傾向が強い。
昨年秋には同審議会に出席した黒岩祐治神奈川県知事は「割高感のある料金が圏央道の利用を阻んでいる」と料金体系の見直しを要望していた。
今回の提言では渋滞区間での料金割増を検討することも求めており、ルートにより料金水準が異なり、割安な都心部に交通が集中している現状を改める狙いがある。
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