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知っておきたい脳のお話【2】 「人格が変わってしまう認知症!?」 取材協力/えびな脳神経外科
まるで人格が変わったかのように、万引きや無銭飲食など社会のルールを無視した行動をとるようになった…。もしかしたらそれは認知症の症状かも。今回は「人格変化の症状が現れる認知症」について脳疾患治療の専門医・尾崎聡院長から話を聞いた。
――認知症というと物忘れや無気力になるイメージがありますが…
「認知症の中でも指定難病に認定される『前頭側頭型認知症』は、理性でコントロールできず本能の赴くまま行動するようになるのが特徴。社会ルールを無視した行為や周囲への配慮が見られない行動が増えます。初期には物忘れが目立たず、認知症と気付かれないこともあります」
――他に顕著な症状はありますか?
「同じ行為を繰り返す常同行動や、他者への無関心な態度があります。これらの症状は脳の前頭葉や側頭葉が委縮し起こるとされ、40代〜60代と比較的若い世代で発症しやすくなっています。万引きを繰り返す、雨の日でも同じ道を同じ時間に散歩するなど常同行動が見られる場合は一度脳検査の受診をお勧めします」
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