BS朝日のテレビ番組「子供たちに残したい 美しい日本のうた」に毎週出演している「えびな少年少女合唱団」。
同合唱団は、市内中新田の「虹の子保育園」の卒業生を母体として2003年に発足。わらべうた・唱歌・童謡などの合唱を通して豊かな心を育み、忘れ去られがちな日本の歌・言葉・文化を伝えていくことを目標としている。
指導にあたるのは、さまざまな舞台で児童合唱団の指揮をしている、籾山真紀子氏。日本を代表する音楽家の久石譲氏の娘の指導を務めたつながりから、同合唱団がテレビ出演する流れになった。
収録は短時間のリハーサルを行った後、すぐに本番撮影へ。カメラの角度を変えての3回撮りのみという、ミスできない状況での”真剣勝負”の舞台だという。
籾山氏は「合唱団の子どもたちはもちろん緊張するけれど、そうした中でどう表現していくのか考えるには良い勉強。テレビ出演を通して、とても成長を感じる。また、”子供たちに残したい歌”を子どもたち本人が歌うのも良いところ。歌い方全てに『子どもらしさ』が出ており、ぜひ見てもらいたい」と話している。
出演番組は、BS朝日で毎週土曜日の午前11時から放送されている。
地域でも活躍
テレビ出演だけでなく、音楽祭や市主催の各種イベントをはじめ、病院での慰問コンサート、大舞台「日生劇場」での披露など活動の場は多岐にわたる。
今年は15周年の記念事業として、初の自主公演を12月に行う予定。また、4月には「国際ソロプチミスト海老名」の35周年記念事業にも出演する予定。
現在の団員は小学1年から6年までの18人。団員は随時募集中で、練習は毎週水曜日の午後4時から6時まで。場所は虹の子保育園。月謝は3500円。
問合せは同保育園【電話】046・233・5941へ。
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