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その症状、病気かも。中高年男性は特に要注意! 寝ている間の『 異常行動 』 取材協力/えびな脳神経外科
恐怖感を伴う夢を見て、睡眠中にも関わらず大声を上げたり、物を壊す・隣の人を殴るなど激しく暴れるといった症状が現れる「レム睡眠時の異常行動」。中高年男性に多く見られ、ともに暮らす家族に危険が及ぶ場合もある病について脳疾患治療の専門医・尾崎聡院長に尋ねた。
―レム睡眠時行動障害はどんな病気ですか?
寝ている最中、睡眠時に見ている夢と同じ行動を取ってしまう病です。通常人が夢を見るレム睡眠時には手足の筋肉は緩んでおり動きませんが、この病では暴れるなどの症状が見られます。起こされるとすぐに覚醒するのも特徴のひとつ。原因不明の病ですが、その後パーキンソン病やレビー小体型認知症に罹る人が多いことから神経疾患との関連性が指摘されます。
―病気が疑われる場合の対処法を教えてください
症状が高頻度で現れる際に効果的なのは薬物療法です。抗てんかん薬を使用すれば悪夢や行動異常の抑制につながります。また、脳神経外科や神経内科を受診して脳神経疾患の兆候が見られないか健診することも大切です。
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