真打噺家・林家たけ平のちょいと一服
(一)落語のいのち「オチ」
縁はいなもの味なもの、うどが刺身のツマになる。って言葉があります。
何事もご縁でして、私、林家たけ平もこちらに書かせて頂くのもご縁であります。
林家といえば、根岸の海老名家。
海老名といえば、何かと皆さんにご迷惑を…
おっといけない、それは置いておいて、神奈川県の海老名と同名だからなんとなく親しみある地域でございます。
いまは有難いことに落語ブームでして、「オチを語るのを落語」という芸能が益々浸透してくれたら嬉しい限りです。
とにかくオチがご理解頂ければ落語の面白さは倍増いたします。
今回は初回です、まずは小噺で読者の皆様の落語入門といきます。
以下のオチがご理解頂けた方、今年も元気に暮らせます。
【1】家の祖父が墓参りに行き、掃除をしていたら通りがかりのお兄さんが「下見ですか?」
【2】「おじいさん、天国と地獄どっち行きたい?」
「どうしようかな、どっちにも友達がいるから…」
【3】病院にて。お医者さんが患者のおじいさんに「おじいさん、食欲はありますか?」「おかずによります」
さあ、いかがですか?落語のオチ、その楽しみ。
次回から詳しくお話いたします。
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