海老名の生き物がかり㉗ ヒメツルソバ
このコーナーでは、海老名市を拠点に活動するサークル「野草観察の会」が、市内に咲く四季折々の植物を紹介します。
今回は寒い冬にも関わらず花をつける「ヒメツルソバ」を紹介します。南に面した石垣や石塀の隙間にしがみ付くように垂れ下がっている植物を見かけますが、よく見ると白や淡紅色のくす玉の様に丸くまとまった頭状花序をつけているのがヒメツルソバです。
イヌタデやミゾソバなどと同じタデの仲間で、小さな花は長さが3〜4mmのがく片が深く5裂したもので花弁はありません。虫眼鏡などで一つ一つの花を覗いてみると、とてもかわいい愛くるしい花です。
ヒマラヤ地方原産の暖地の園芸植物でしたが、花壇から逃げ出し、今では温暖化とともに海老名でも野生化したものをよく見かけるようになりました。花期は長く、ほとんど1年中見られます。
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