海老名市はこのほど、甘エビ漁獲量日本一を誇る北海道苫前郡羽幌町(駒井久晃町長)と「災害時における相互応援に関する協定」を締結した。市が県外自治体と締結するのは10件目となる。
同町とは互いの特徴となる”エビ”を縁にして、2017年から市民まつりや商工フェアなどで特産品の販売を実施しているほか、18年には海老名市民の約60人が訪問するなど、これまでにも交流を図ってきた。こうした経緯が今回の協定につながったという。
同協定は大規模災害が発生した際に、食料や車両の提供のほか職員の派遣、一時避難などの応援措置を行うことを目的に締結されるもの。締結式は同町で開催された「はぼろ甘エビまつり」内で行われ、内野優市長と駒井町長が出席し協定書を取り交わした=写真は市提供。
内野市長は「エビ繋がりで交流を深めている中で、協定締結を契機に更に各分野での交流も進めていき、歴史を積み重ね、連携を深めていきたい」と話した。
一方の駒井町長は「防災に先進的に取り組む海老名市のノウハウを取り入れ、町民の安全・安心に繋げていくと共に、両市町が互いに寄り添い、支え合う関係を築いていきたい」とコメントした。
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