海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2020.02.28
海老名市当初予算案
住みやすいまちへ前進
一般会計3年連続過去最大
海老名市は21日、総額736億2300万円(対前年比3・6%増)の2020年度当初予算案を発表した。市税収入では法人市民税が4億9700万円減、全体では1億3800万円の減を見込む。
一般会計は458億9400万円(対前年度比4・7%増)で、3年連続の過去最大。厚木駅南地区市街地再開発事業の推進や、鳩川に橋を架ける市道62号線の延伸事業、有馬図書館・門沢橋コミセンの大規模改修工事費などを計上し、前年度と比べ20億6500万円増の編成となった。
人件費は対前年度10億2100万円増の82億4600万円を確保。正規・非正規の格差是正に対応していく。
5期目の市政運営となる内野優市長は、ごみの減量化・資源化をさらに進め、水難救助用ボート・検知警報など新たな防災対策にも対応し、安心・安全なまちづくりを継続・発展させる意志を新年度の予算編成に反映させた。
海老名駅周辺道路の混雑は市道62号線の延伸や上郷河原口線アプローチ部の工事に着工することで解消を目指す。また、今泉小学校の増築に2億9000万円を計上。22年に予想されている児童数増加による教室不足にも対応する考え。
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