綾瀬市が整備を進めてきた消防本部庁舎がこのほど完成し、3月7日に移転が完了した。今月22日に落成式を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止とした。
新しい庁舎はこれまでの庁舎から約300メートル南の同市深谷中の区画整理地内に市が購入した約3500平方メートルの敷地に新たに建設され、鉄筋コンクリート3階建ての庁舎と地上2階建ての訓練塔が2棟、訓練施設などが整備された。
100トンの貯水が可能な耐震性の貯水槽やマンホールトイレ10基を設置するなど防災拠点としての機能を高めた。女性職員の登用にともない女性専用の仮眠室や浴室も完備。見学者向けには高齢者や車いす利用者、人工肛門などの機能に対応するオストメイト付きトイレを配置、授乳室も備えた。
旧庁舎は2020年度中に解体し、公募型プロポーザルによる新たな商業施設を誘致する方針。アスベストが使用されている旧庁舎の解体工事費は2億8114万円ですでに議決を得て発注している。
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