新型コロナウイルスの影響で休館が続く綾瀬市オーエンス文化会館が、7月8日に全館再開する。緊急事態宣言の解除から1カ月、持続可能な感染症対策を万全にするため全館の除菌と運営体制の見直しに時間をかけた。
同文化会館には1350人収容の大ホールと270人収容の小ホールがある。今年度に予定していた人気アーティストによる大ホールでのコンサートなどは新型コロナの影響でほぼすべてキャンセルになり、7月8日の再開は予約ゼロからの再スタートとなる。
新型コロナの影響で文化会館は4月22日から休館に入った。宣言が全面解除された5月25日以降は、敷地内の中央公民館と市民活動センターあやせが6月13日、市立図書館が6月17日に再開されるなか文化会館の再開は7月8日となった。
指定管理者のオーエンスでは文化会館の再開にあたり、6月10日から全館の清掃と除菌を開始。清掃を委託する綾瀬市シルバー人材センターの会員が、想定される接触部分すべての除菌を繰り返している。
再開後は利用者にマスク着用を求め、来館時の検温で体温が37・5度以上ある人の入場を制限する。「LINEコロナお知らせシステム」への登録を呼びかけ、イベント主催者には健康状態の報告を求めるなど運営体制も改める。
玄関に検温カメラを設置する予定で、大ホールのコンサートやイベントが入る10月までさらに対策を重ねる。オーエンスの担当者は「国や県、市の指針に独自対策を加え、感染症対策を万全にして皆様をお迎えしたい」としている。
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