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海老名・座間・綾瀬 経済

公開日:2020.07.10

綾瀬の町工場
抗菌仕様フック開発
「感染リスク減らして」

  • つり革に引っかけるなど用途は多岐にわたる左から商工会の加藤さん、湘南技研の渡辺さんと西邑さん

  • 「セイフティハンド」を考案した栗田会長

 自動車部品製造の株式会社湘南技研(本社・藤沢市下土棚、綾瀬工場・綾瀬市早川、栗田光郎代表取締役)がこのほど、ウイルス対策商品「セイフティハンド」を開発し、自社ホームページで販売を始めた。



 新型コロナ禍の今年3月に同社の栗田光郎会長が考案し、金型から自社で製造した。幅10センチ、縦14センチ、重さ47グラムの樹脂製で人差し指から小指までの四指と手のひらで握る形状。



 電車やバスのつり革、ATM、エレベーターのボタンなどに直接触れずに済み、収納式の黒色フックに手荷物を掛けることができる。このフックは導電性の樹脂でスマホやタブレットの画面操作にも使用できる。



 日ごろはメーカー向けの部品などを製造する同社にとっては10年ぶりの一般消費者向け製品となった。そのため販売方法を綾瀬市商工会に相談し、商工会で経営支援を担当する加藤聡穂さんがチラシ作りやネット販売の方法などを助言した。



 同社営業課の渡辺恵課長は「販売に不安があった。目からうろこのアドバイスが頂けて良かった」とし、栗田会長は「皆さんがコロナに感染しないよう四つ葉のマークを入れた。少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しい」と話した。



 1個1250円(税、送料込)。社名などロゴ入れも可。(問)同社【電話】0467・70・2061。

 

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