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海老名・座間・綾瀬 スポーツ

公開日:2020.09.11

「コロナに負けない」
新たな目標へ、女子高生アスリート

  • 高校総体の代替え県大会で優勝した吉野さん

  • アジア大会で優勝した目代さん

  • 世界ジュニアで優勝した郡司さん



ソフトテニス吉野真未さん





 ソフトテニスで今夏の全国大会や選抜大会に出場を決めていた日大藤沢の吉野真未さん(有馬中)は、中学からソフトテニスを始めた。2年生で頭角を現し、日藤の練習に招かれ、3年の夏に関東大会出場を果たした。





 高校では1年生から公式戦に出場。2年では県新人戦と関東大会、インターハイ県予選の団体でいずれも優勝し、高校総体と国体を経験した。





 今年も県大会で優勝を重ね集大成となる高校総体を目指していたが、コロナ禍の影響でその目標が消えた。





 コロナ禍に「心が折れかけた」が「やれる事をやるしかない」と気持ちを切り替え、自宅での筋力トレーニングに取り組んだ。





 8月に県独自大会として開催された「神奈川県高等学校ソフトテニス大会」では、後輩と組みペア戦に出場。「一緒に勝利を喜びたい」と勝ち進み、高校通算7度目の優勝で有終の美を飾った。吉野さんは「大学でもソフトテニスを続け、アジア大会出場を目指したい」と新たな目標を見据える。





新極真空手目代結菜さん





 新極真空手のワールドカップ予選への出場を予定していた日大藤沢の目代結菜さん(大谷中)。





 小学1年生で空手を始め、3年生で全国大会に出場。それ以降、高校2年まで9年連続で全国大会の各年代別に出場するなど国内での実力を確かなものにしてきた。





 昨年の全国大会では初めて日本一に輝き、マレーシアで開催されたアジア大会の女子軽重量級初代チャンピオンに輝いた。





 今年は大学への進学を控え、5月の世界大会予選に照準を絞っていたが、コロナの影響で大会が延期となった。目代さんは「出場する大会は全て優勝するつもりで空手に打ち込んできた。コロナでワールドカップ予選が延期になったけど調整の時間が増えたと捉え世界制覇に向かいたい」と話した。





 今後は階級を無差別級に移し、世界大会の制覇に挑戦する目標を掲げている。





バドミントン郡司莉子さん





 昨年9月のバドミントン世界ジュニア選手権で優勝し、活躍の舞台を世界に移すのは全国屈指の強豪、熊本・八代白百合学園の郡司莉子さん(大谷中)。





 バドミントンをしていた兄の影響で小1から横浜市内のクラブチームで競技を始め、小学4年から全国大会3連覇を果たすなど、早くから注目を集めている。





 昨年は高校総体シングルスで日本一に輝き、今年は総体の連覇と団体戦ベスト4入りを目標に掲げていた。





 昨年は世界ジュニア選手権でも優勝し、今年もU19日本代表にも選ばれるなど、世界の頂点を見据え活躍している。合宿続きで「コロナの事を考える暇もない」と練習に打ち込む。





 郡司さんは「来年からはプロの道に進む。次のパリ五輪の出場をめざし結果を出していきたい」と将来を見据えている。





 海老名市出身の3人の同級生女子アスリートの今後の活躍に注目していきたい。

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