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海老名・座間・綾瀬 文化

公開日:2020.10.09

十五夜豆腐を小学生に
海老名市今里の富塚商事

  • 児童に豆腐を手渡す富塚和江さん

 海老名市今里の老舗豆腐製造業者(有)富塚商事(富塚政和代表取締役)が10月1日、市内13小学校の全児童7168人に自社製の「十五夜豆腐・月見の宴」を贈った。

 この取り組みは中秋の名月に豆腐(大豆)を供え、大地の恵みに感謝を表す十五夜の風習にちなんだもの。四季折々に行われる風習を大切にしながら、食べ物の味わいを覚えて欲しいとの思いで、2007年から続けている。

 この日は富塚和江さん(66)が、自身の母校でもある有鹿小学校を訪れ、5年生の児童に「十五夜豆腐」を手渡した。

 受け取った児童は「毎年お豆腐を貰えるのが楽しみ。満月と一緒に食べたい」と話した。

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