座間市は、来年11月1日に迎える市制施行50周年の記念事業などに活用するロゴマークを、市内東原の飯田辰彦さん(44)が考案した作品に決定したと発表した。
市は記念事業への市民参加の一環として、今年2月から1カ月間、市内在住・在学・在勤者を対象にロゴを募集し、48作品が集まった。その後、市で3作品まで絞り、市内小学生の投票で最終選考を実施。クラスごとに1票を投票し、飯田さんの作品は、総投票数218票のうち168票と多くの支持を集めた。
飯田さんの作品は、祝い事をイメージした濃い赤を基調にし、金色の月桂樹の中心に笑顔のざまりんが配置されている。飯田さんは「記念にふさわしい色彩にし、子どもにもわかりやすいよう心掛けた」と話す。
飯田さんは海老名市出身で、5年前に座間に転居。企業のインハウスデザイナーとして、Webページやパンフレットのデザインを手がけてきた。しかし昨年6月、難病を発症し退職。今年に入り手術をし、快方に向かうなかで「少しでも社会の役に立つことができれば」と応募を決めた。応募点数に制限はなかったため5点応募。今回、一番自信のあったデザインが選ばれたという。
10月27日に行われた授賞式では、佐藤弥斗市長から賞状が授与された。佐藤市長は「祝いにふさわしいデザインで、座間市の未来を明るく共に歩んでいくのにふさわしい素敵なロゴマーク」と飯田さんに感謝を述べた。
ロゴマークは今後、市の刊行物や郵便物などに印刷される。
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