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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2021.01.22

就労B型施設が開所
農業と福祉の連携

  • 事業所の解説を祝う山口さん親子(中央)とスタッフ(両脇)

 海老名市杉久保南に、就労継続支援B型事業所「りんくの風」が1月8日に開所し、15日に開所式を行った。運営するのは山口慎二さん(59)と晃平さん(26)親子。

 りんくの風では、身体や知的、精神に障害がある人や難病などで就労困難と診断された人が農業に携わることができるように就労支援を行う。現在は約4反の畑を晃平さんが管理していて、利用者には農作物の収穫や泥落とし、ラッピングなどの軽作業から農業に触れてもらう考え。

 慎二さんは「開所するまでに、物件が決まらないなど問題があったが人との縁で解決できた。これからは私たちが利用者さんと雇用者の縁をつなげるようになっていきたい」と決意を述べた。

 就労継続支援B型事業所は県内に512カ所あり約1万人が利用している(2018年4月時点)。

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