神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

持続可能な【ゴミ社会から資源社会】へ3市ゴミ行政の過去と未来 全3回連載最終回 綾瀬市  「減量化は喫緊の課題」

社会

公開:2021年5月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
綾瀬市 古塩政由市長
綾瀬市 古塩政由市長

「19分別の慢心、改めるところから」

 2020年度に綾瀬市から高座クリーンセンター(海老名市本郷)に搬入された家庭系可燃物は1万4414トン。一部事務組合で共同処理する海老名市と座間市、綾瀬市の3市と組合で2018年に設定した綾瀬市の目標1万900トンを3割超上回った。

 18年度から3年連続の増加に古塩政由市長(71)は「19品目の分別に慢心をしていた。この気持ちを改めるところから始める」と繰り返した。減量化を担当する市リサイクルプラザ所長は「限られた経営資源の中で新たな減量化にチャレンジする」と述べ、喫緊課題への決意を新たにした。

 今年3月29日に開かれた高座清掃施設組合議会の定例会で古塩市長と座間市長は、海老名市議の組合議員から「政治は結果がすべて」「炉を抱える海老名市よりも座間と綾瀬が率先して減量を進めるべき」「猛省を求める」などと批判を浴びた。定例会後に古塩氏は「お見苦しいところをお見せした。一度原点に立ち返る必要があるのは確かだ」と、甘受した。

 綾瀬市には06年度と13年度に家庭系可燃物減量化の成功体験がある。当時は「ごみの焼却処理量50%削減」をめざす「あやせカワセミ大作戦」を展開した。09年度には剪定枝と廃食用油、プラスチック製品、資源紙の分別を含む19品目の分別収集体制を確立。その後も家庭用生ごみ処理機の購入費助成拡大などに取り組みながら市民への周知を強化し、13年度からは5年連続の減量化に成功している。

 この3年間では家庭系可燃物が増加し続けた一方で、事業系の搬入量は22%減と構成3市では群を抜く減量化を達成している。この結果に市の幹部は「コロナ禍の影響もあると思うが大口の多量排出事業者への訪問指導の効果も出ているのではないか」とした。

 古塩市長は「新炉への搬入量の減量化は喫緊の課題だ。家庭系可燃物は分別の徹底に削減の余地があり、市民に新たな負担を強いることは考えていない。事業系ごみの処理費など全体としてまだまだ見直すべき部分がある」と強調した。

家族葬専用式場「ゆかりえ」

1日1組貸し切り。樹木葬と家族葬専用式場。海老名、綾瀬に。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

樹木葬墓地 好評受付中です

海老名市中新田。永代供養、宗教自由、後継者不要です。

<PR>

海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6

年に一度の感謝祭

【Web限定記事】

年に一度の感謝祭

4月29日にオヤマ写真で

4月26日

モップで清潔に

モップで清潔に

杉久保小で試験導入

4月26日

9月22日投開票

9月22日投開票

座間市長選・市議選

4月26日

春風に揺れる藤の花

春風に揺れる藤の花

海老名市大谷で見ごろ

4月26日

「本物」に興味津々

「本物」に興味津々

厚木基地で春祭り

4月26日

こいのぼり、空泳ぐ

こいのぼり、空泳ぐ

かにが沢公園で

4月24日

緑のある暮らしをサポート

剪定・刈込・伐採など植木のお手入れ承ります!

https://ueki-ya.com/

家族葬専用式場「ゆかりえ」

1日1組貸し切り。樹木葬と家族葬専用式場。海老名、綾瀬に。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

専念寺(座間市新田宿) 樹木葬墓地

申し込み受付中。見学(事前予約制)もお気軽に

https://ohaka-satosekizai.com/jumokusou/

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

http://r-hibarigaoka.otakaraya.net/index.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook