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海老名・座間・綾瀬 スポーツ

公開日:2021.07.23

相模向陽館森良磨投手
マウンドで夏終える
苦楽ともにした後輩にエール

  • 4回裏に最後のマウンドに上がった相模向陽館の森投手=横浜薬大スタジアム

 全国高校野球神奈川大会の2回戦が行われた15日、横浜旭陵との連合チームで大会に臨んだ相模向陽館(座間市ひばりが丘)に、たった1人の3年生選手がいた。



 横浜薬大スタジアムで行われた横浜サイエンスフロンティアとの試合は4-19の5回コールド負け。背番号「1」で先発登板した左腕の森良磨投手は試合後、「辛いことの方が多かったけど終わってみたら楽しい思い出ばかり。これからも楽しんで野球を続けて欲しい」と後輩にエールを送った。



 森投手は、1年夏に連合チームで初戦突破を経験。ベンチから「先輩たちの喜ぶ顔」に羨望の眼差しを注いだ。2回戦では保土ケ谷球場で強豪、横浜との対戦も経験している。



 昨夏、3年生が引退してからは2年の太田モハマドシャーデュ選手と練習を続け、両翼90m、中堅120m、ブルペン完備のグラウンドを2人で使うこともあった。



 この春に1年生3人と2年生1人を迎え、みたび連合チームで臨む夏の目標を『1勝』とした。



 15日の試合では初回にチーム初安打を放ち先制のホームも踏んだが、先発マウンドでは2回一死6失点でKO。4回裏二死で再び登板して後続を抑えたが、5回表の攻撃で得点できず夏を終えた。相模向陽館の宇野飛鳥監督は「1年生が入り、人間としても成長してくれた」と、森選手に賛辞を送った。

 

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