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ペットボトル再利用を可視化 綾瀬市とサントリーが協定

文化

公開:2021年9月3日

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家庭から収集したペットボトル
家庭から収集したペットボトル

 市内の家庭から出されるペットボトルを原料化して市内の工場で新たなペットボトルに再利用する「ボトルtoボトル・リサイクル事業」が、来年4月に綾瀬市で始まる。8月30日に市とサントリーグループが事業協定を結んだ。

 容器包装リサイクル法に基づき綾瀬市が分別収集するペットボトルは年間約270トン。市内の中間処理施設(綾瀬市リサイクル協同組合)で圧縮されたペットボトルはこれまで、不特定の入札業者が買い取っていた。市には約800万円の収入があるが、収集したペットボトルがその後、どのように再利用されるかは分からなかった。

 来年4月からはサントリーの指定業者が全てのペットボトルを引き取り原料に加工し、綾瀬市内にある同社工場の飲料製造に使用する。これによりペットボトルをペットボトルに再生する取り組みが可視化できる。

 この「水平リサイクル」による売払価格は直近5年間の平均落札額を用いるため、市の歳入が極端に増減することなく資源化の啓発ができる。

 サントリープロダクツの岩沢修之神奈川綾瀬工場長は今回の協定を「地球環境を保全する最先端の活動」としている。

 サントリーは2030年までにペットボトルの素材をリサイクル素材と植物由来に切り替え、化石燃料の新規使用ゼロを目指している。同社神奈川綾瀬工場では「伊右衛門」や「特茶」「やさしい麦茶」などを製造。年間約4千万ケースの製造能力がある。
 

協定書を交わす古塩市長と岩沢工場長(右)=綾瀬市役所
協定書を交わす古塩市長と岩沢工場長(右)=綾瀬市役所

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