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綾瀬市道の駅整備 用地買収と設計で足踏み 建設予定地の地下に埋設物

経済

公開:2021年9月3日

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県道に面した建設予定地の北端。右上は綾瀬市役所
県道に面した建設予定地の北端。右上は綾瀬市役所

 2022年度中の開業をめざし今年度に事業用地の買収と詳細設計を予定していた綾瀬市の「道の駅整備事業」で、市はこのほど、今年度中の用地買収と設計は行わない方針を固めた。

 市は今年初め、用地買収に向けた地歴調査を実施。その結果、1978年の国土地理院の空中写真から当該用地が農地以外の用途に使われていた可能性が浮上。今年3月議会で一部の議員がこの事実を指摘したこともあり、市は市役所北側に隣接する事業用地の4地点で今年5月から6月にかけて埋設物のボーリング調査を実施した。

 その結果、敷地一部の地下2・4〜5・4メートルの深さからコンクリートや木くずなどが見つかり、当初予定していた今年度の用地買収が難しくなったと市が判断した。事業を所管する都市部の岸陽二郎部長は「当初のスケジュールから遅れが見込まれるが、これまでの経過も踏まえて地権者に説明をしながら、年内をめどに方向性を示したい」としている。

 綾瀬市が整備する「道の駅」は、2030年度までの市政運営の指針となる総合計画で戦略プロジェクトに位置付けられている。

 市役所北側の農業振興地域内農用地区域(農振農用地)の一部を除外して整備する計画で、20年度に用地買収と実施設計などの予算約7億円を準備した。その後、指定管理者の選定準備にも着手したがコロナ禍の影響を受けて関連予算の執行を一時見送り、21年度に繰り越していた。

 近年開業する「道の駅」には、防災機能を兼ね備え、観光地化する人気の施設も多くあり、綾瀬市も総力を挙げて整備する考えだ。
 

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