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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2021.12.24

小麦のお礼にドイツ菓子
中農生徒に贈り物

  • 小麦を生産している食品加工部の生徒たち

 県立中央農業高校(海老名市中新田)で収穫する小麦でパンを作っている麻布十番モンタボー国立店が17日、同校を訪れ小麦作りに参加する生徒にクリスマスのシュトーレンをプレゼントした。



 同校では食品加工部の生徒が昨年つくった約2トンの小麦がコロナ禍で行き場を失っていた。



 中農の小麦を製粉・保管するミルパワージャパン(平塚市片岡)が、取り引きのあるモンタボー国立店に中農を紹介。今年10月から同店で一カ月当たり75キロの小麦を使いパンの販売を始めた。



 麻布十番モンタボーで商品開発を担う鈴木清司シェフは「中農産の小麦は焼き上がりがもっちりとしていて香りもいい。プロの作る小麦と遜色なく自信を持って提供できる」と話した。



 食品加工部の長谷川果南部長(3年)は「倉庫で眠っていた小麦が食品として誰かの手に届くのが嬉しい」と話した。

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