海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2022.02.11
目久尻川をきれいにする会
「感謝の気持ち伝えたい」
県と市に残余金すべて寄付
26年にわたり目久尻川での清掃活動を行い、昨年解散した「目久尻川をきれいにする会」が、会清算時の残余金28万円を海老名市と県厚木土木事務所東部センターに各14万円寄付した。
目久尻川をきれいにする会は、1995年6月に発足。当時は生活排水が流れ「黒い川」といわれていたことから、川沿いの海老名市内の11の自治会長が中心となって美化活動を始めた。しかし役員の平均年齢が80歳代となり、数年前から世代交代を模索したが引き受け手が見つからず、活動に支障が出る前に昨年解散を選択した。
会は解散時に「清算人会」を立ち上げ、これまでの資料整理や収支清算を担当。会員会費と行政の委託料からなる運営資金の残余金は全額寄付することにした。会長を務めていた飯田英榮さんは「県と市の協力がなければ活動は続けられなかった。その感謝の気持ちを伝えたかった」と話す。
昨年11月には海老名市長を、今年1月27日には県厚木土木事務所東部センターの星名隆所長のもとを訪れ寄付を行った。
飯田さんは「我々の感謝の気持ちとして受け取ってほしい。会は解散したが、今後も個人としてできることはしていきたい」と話した。星名所長は「長い間、河川の環境整備を快く受けていただき感謝している。河川の管理には地元の協力が必要なので、今後も地域連携のために力を貸してほしい」と話した。
寄付金は目久尻川の河川事業の一部に充当するという。
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