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公開日:2022.04.22
歯科レポート
「入れ歯作りが難しいお口」に自由診療
「入れ歯のかけこみ寺」ひらの歯科に聞く
加齢とともに衰える「歯ぐき」。「どこに行っても満足いく入れ歯が作れない」と嘆く「入れ歯難民」の中には、口腔内の歯ぐきが弱ったことで「入れ歯作りが難しいお口」になっている人も。保険診療内では難しい症例に対し「自由診療の精密入れ歯」という選択肢がある。開院以来24年6000件以上の入れ歯治療を手掛け、「あなたの『噛みたい』に入れ歯で応える」を診療理念とする、ひらの歯科医院の平野哲也院長に話を聞いた。
同院で入れ歯を作った高齢女性。複数の歯科医院で入れ歯を作ってきたが、どれも「痛い」「噛めない」と使えず、その様子を見た家族も、本人が元気を無くしていく様に心を痛めていた中、紙面でひらの歯科を知り、訪れた。
同院ではまず本人または家族とのカウンセリングから始める。対応するのは専門の知識を持った「入れ歯カウンセラー」だ。「これまで上手くいかなかったのはなぜか、どうすればいいか、同院で何ができるか」を丁寧に説明。治療に対し前向きな気持ちになれるよう、疑問点を一つ一つ解消してくれる。
女性は、入れ歯を支える歯ぐきがほとんどない状態だった。状態の悪い歯を残そうとした結果、嚙み合わせが歪み、上手く噛めなくなってしまっていたのだ。「使える素材や治療時間に制限のある保険診療では対応が難しい症例だった」と平野院長は振り返る。
治療を始めてからも丁寧に話を聞き、患者の不安感を取り除くのが「ひらの流」。完成後の細かな調整を重ね「患者さんとご家族の『ありがとう』の笑顔を見られた時は心から嬉しくなる」と平野院長。また同院では、噛めるようになった姿を見た家族が自分も噛めるようになりたいと治療を始めるケースも少なくない。「家族のように支えたい」とほほ笑む。
口腔内の清潔が保たれ、しっかり食事ができることは、病時の早期回復にもつながりやすいという。電話でのカウンセリングも可能。「まずは気軽にご相談ください」と呼び掛けた。【取材協力:ひらの歯科医院】
医療法人社団湘仁会 ひらの歯科医院
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藤沢市菖蒲沢611-1/Pあり/『宮の腰』バス停徒歩1分
TEL:0466-49-1382
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