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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2022.07.01

無差別事件に備えを
イオンモール座間で訓練

  • さすまたを持ち犯人役を取り囲む警備員ら

 イオンモール座間で6月21日、無差別殺傷事件を想定した訓練が開催された。

 イオンモール座間の防犯訓練は座間警察署と協力して実施し、管内や全国的な犯罪発生状況を踏まえて内容を変更している。前回は、店内で「私はコロナだ」と叫びながら騒ぐ人を想定して訓練を行っていた。

 全国的に電車などで無差別に人を巻き込む事件が相次いでいることから、今年は無差別殺傷事件への訓練とした。さらに、昨年11月に座間市内で刃物を持った男が徘徊する事案が発生したため、刃物を持った男が店内に侵入するケースを想定した。

 訓練は、来店客が集まるお昼時のフードコートを想定。刃物を持った犯人役の警官が店内に入ると、複数の警備員がさすまたをもって取り囲み、従業員は館内放送も駆使し客を安全な場所へ誘導した。

 訓練を終えると、従業員は「さすまたは手元ではなく足元をめがけて」など署員からフィードバックを受けて動作を確認していた。イオンモール座間の片岡敏明GMは「今後も定期的に訓練を実施していきたい」と話した。

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