フランスで8月1日から4日にかけて開かれた一輪車の世界大会「UNICON20」で、座間市立南中学校3年生の北川颯姫さんがフリースタイルジュニアソロ年齢別で優勝、シニアスモールグループで3位に入賞した。
大会は、2年置きに各国持ち回りで開かれているもの。フリースタイルのほか、レースのようにスピードを競ったり、一輪車に乗ったまま行うバスケットボールやホッケーなど様々な競技があり、開催国のフランスをはじめ、ドイツやアメリカ、タイなどからおよそ2000人が出場した。
颯姫さんが出場したフリースタイルは、フィギュアスケートのように音楽に合わせて演技を競うもの。颯姫さんは難易度の高いダイナミックな技にくわえ、しなやかな指先の動きや目線、表情まで意識した表現力が高い評価を受けた。演技に対して賞賛する拍手もあったといい、優勝が決まると「大勢の方から祝福の声をかけられたことが印象に残っています」と大会を振り返った。
カテゴリーを一つ上げて挑んだシニアスモールグループでは、高校生や大学生と息の合った演技を見せた。一輪車のスピード上げながら、音楽に合わせて次々とフォーメーションを変え、一糸乱れぬ演技を披露した。
魅力を伝えたい
幼稚園のころに一輪車を始めた颯姫さんは、座間市や相模原市を活動拠点とするチーム「ユニサイクルスマイル」に所属。未就学児から大学生までの25人が練習しており、年上が年下の面倒を見てくれるアットホームな雰囲気も手伝い、颯姫さんは「楽しい遊びのような感じ」と夢中になった。現在は、栗原小や相武台東小などで週5日の練習で技を磨いている。
今後は、2年後の世界大会に向けて「自分の納得する演技ができるように練習しています」と話す一方で、一輪車はまだまだマイナーな競技とし、「楽しさや美しさをたくさんの人に伝えていきたい」と競技の普及についても意欲を見せた。
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