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海老名・座間・綾瀬 スポーツ

公開日:2022.10.28

クライミングで県突破
12月、2度目の全国へ

  • 壁を登り笑顔の大西さん

 海老名高校2年生の大西蛍雪(おおにしけいせつ)さん(17)が、9月25日に秦野市の県立山岳スポーツセンターで行われた第2回神奈川県選抜スポーツクライミング大会2022のリード部門で優勝し、12月の全国大会に2年連続出場を決めた。

 クライミング競技のリードとは、制限時間内に登れた高さを競う競技。大西さんは出場者16人の中で唯一、予選2本と決勝1本をすべて登り切り優勝を決めた。

 大西さんは「高校生活で3回しかない大会で緊張したが、ミスもなく優勝できて嬉しかった」と喜んだ。

去年の自分を超える

 大西さんがクライミングを始めたのは、小学5年生の時。庭木や公園の遊具を登っている大西さんを見た両親が、クライミングジムに連れて行ったことがきっかけだった。「自分が成長していく感覚を実感できることが楽しく、登りきった時の達成感がたまらない」と友人と遊ぶよりも夢中になった。

 現在は練習場への送迎や遠征など両親の献身的な支えもあり、独学で練習し日々自分で練習内容を考えトレーニングに励んでいる。

 大西さんの目標は12月の全国大会での準決勝進出だ。「去年は予選突破することができず、悔しい思いをした。去年の自分を超えたい」と全国大会への意気込みを話した。

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