海老名・座間・綾瀬 文化
公開日:2023.01.20
海老名いちごをビールに
武井いちご園が考案
海老名市で3代にわたりいちご農家を営む武井いちご園(武井哲也代表)が1月15日、同園で採れたいちごを原料に使用したクラフトビール「えびなプレミアムストロベリービール」を発売した。地元の醸造会社A&R株式会社と連携し1500本限定で商品化した。
このビールは、同園で生産されたいちごを40キロ使用しており、そのうち半分以上を神奈川県オリジナル品種「かなこまち」を用いて醸造した。完熟状態を新鮮なまま冷凍して使用することで、いちご本来の風味を感じるビールに仕上げた。
商品化を考えたのは、今年から生産を本格化させた「かなこまち」の栽培時に良いPRができないかと考えたことがきっかけだった。加えて、海老名のいちごをもっと知ってほしいという思いも込められている。いちごのシーズンが終わった昨年の5月頃、インターネットで見つけた二軒の醸造会社に企画を持ち込み、「地元企業に貢献したい」という思いから、「EBINA BEER」を醸造するA&R株式会社に依頼して商品化にこぎつけた。
販売価格は800円(税込み)。内容量は330ミリリットル。発泡酒に分類されアルコール度数は5%。スーパーなかや海老名店などで販売している。武井さんは「記念日などの特別な日に飲んでいただきたい」と話している。
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